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カテゴリー: 吸光度制御法/ACW, 最新情報/特許情報, 最新情報/特許情報
投稿日/2015/05/20 08:15 投稿者:Orient black
2015年4月2日
三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社は、このたびレーザー溶着工法向けに新しいポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂「ノバデュラン®LWシリーズ」を開発しました。
レーザー溶着工法は、接合面にレーザー光を到達させ、そのエネルギーを利用して瞬時に吸収発熱させることで接合する工法であり、接着剤塗布や超音波溶着等の従来の接合法に比べて、設計自由度の向上、組み付け工数、部品点数の削減が可能となる理想的な接合技術であり、車載電装部品等で導入され始めています。また、リサイクルが容易な部品を製造できる利点もあり、環境面でも貢献し、今後益々期待される接合法と言えます。今般、弊社独自のポリマー配合技術により、従来にない優れた生産性と信頼性を発現するレーザー溶着可能なLTW工法用の材料とPBTでは世界初のACW®工法用材料の製品化に成功しました。
LTW工法では、レーザーを透過する樹脂と吸収させる樹脂との組み合わせからなり、不透明なPBT樹脂の場合、透明な樹脂を透過側に用いる場合と比べて高いエネルギーを与える必要がありますが、レーザー透過性を著しく向上させた新規な透過材料
<ノバデュラン®5810G30LW – 黒色>一方、ACW®工法では、レーザー光の透過および吸収性能を制御した同種の黒色PBT樹脂材料をレーザー溶着する事に大きな特徴があります。更に溶着時のレーザー照射方向に制限がなく、あらゆる方向からの照射溶着が可能になります。その為、従来のLTW工法では困難であった「突合せ溶着」、「大型部品での複雑な3次元溶着」が可能となるほか、溶着面の両部品ともにレーザー照射で溶融する為、溶着部の隙間が存在しても高い溶着強度が発現する画期的な溶着工法であり、従来のLTW工法の適用が困難であった部品への展開が期待されます。新規なACW®法向け材料としては、ガラス強化標準グレードとして
<ノバデュラン®5010G30LW-AC>
http://www.m-ep.co.jp/news/2015/20150402.html
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