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アイシン精機 樹脂製インマニ?

カテゴリー: その他, レーザー溶着基本全般/LTW

投稿日/2015/05/20 08:38 投稿者:Orient black

負圧アクチュエーターがレーザー透過溶着法でナチュラル色と黒色成形材料で接合されているように見えます。

不可能を可能にした、アイシンの二つの生産技術 また、アイシンの樹脂製可変吸気インマニを語るには、樹脂材料開発に加えて、新しい生産技術も忘れてはならない。その一つが、ボルトを使わずに部品を接合する「レーザー溶着」技術。これは熱などでダメージを与えたくない部分はレーザー光を透過させ、その奥の特定部分にだけエネルギーを集中させ、樹脂を溶かして接合するという技術。これは2003年頃からトヨタ自動車と当社が量産に利用してきた先進技術だ。一方、本体ユニットの接合には、2つの部品を振動させることで発生する250℃の摩擦熱で接合する「振動溶着」技術を採用。実はこの技術、1996年にラインオフしたクラウンの樹脂製インマニのために当社が日本で初めて実用化した先端技術。今でも、樹脂製インマニの生産には不可欠なのだ。こうしてさまざまな工程でエンジニアたちのものづくりへのこだわりが注ぎ込まれた結果、樹脂製可変吸気インマニは、アルミ製に比べて40%の質量削減、30%のコスト削減を達成した。今では2007年以降に発売のトヨタのミニバン「VOXY」や「ノア」に採用され、低中速域から高速域まで、アクセルに応じた力強い加速感を届けている。 http://www.aisin.co.jp/pickup/watch_aisin/episode03/episode03_06.htm

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