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【セミナー案内】レーザー樹脂溶着技術の基礎と効果的な活用法

カテゴリー: レーザー溶着基本全般/LTW

投稿日/2013/03/11 12:50 投稿者:Mr.Marketing researcher

~樹脂材料の光学特性、レーザー透過溶着法、吸光度制御法、レーザー吸収法、加工点温度モニタリング、失敗例とその対処法~

■概要

・色素の吸収と透過という二つの光学的差異を活用した高い溶着強度が得られるレーザー溶着技術を先取りし、製品開発に活かそう!
・少量・他品種・多仕様生産にマッチし、省エネで環境面にも配慮した接合方法として注目されるレーザー樹脂溶着技術

■日時

2013年 5月 21日(火)10:30~17:30

■講師

オリヱント化学工業株式会社 事業本部色材事業ユニット統括 山本 聡 氏
浜松ホトニクス株式会社 開発本部 レーザーデバイス開発グループ 松本 聡 氏

■講師の言葉

少量・多品種・多仕様生産にマッチし、省エネでVOC等 環境面にも配慮した接合方法としてレーザ樹脂溶着は、注目されております。
熱可塑性樹脂の可塑性をレーザビームを用いて極部加熱する事で高い接合強度が得られ、その信頼性も高い接合方法であると思います。
弊社では、熱可塑性樹脂、特にエンジニアリング・プラスチックスにおいて赤外線を透過する着色材と赤外線を吸収し発熱する着色材の双方を提案しております。
レーザー樹脂溶着における基本工法であるレーザー透過溶着法に対しては、色材メーカーの立場でマスターバッチ製品を保有しています。
また、レーザー樹脂溶着の開発を進めてきた中で、色素の吸収と透過という二つの光学的差異を活用した新しいレーザー樹脂溶着法として考案したACW法を提唱し、特許ライセンスなども行っております。
既に、自動車、家電分野の部品で採用されており、今後のレーザー樹脂溶着技術と普及と活用の推進のため、本セミナーで解説をいたします。
聴講者の知りたい情報に出来るだけそうように心がけるつもりです。

■プログラム

1. レーザー樹脂溶着の基礎
(1). 樹脂材料の各種接合方法
(2). レーザー樹脂溶着の実用例
(3). レーザー樹脂溶着の基本原理
a. レーザー透過溶着法
b. レーザー吸収法
c. 吸光度制御法
(4). 樹脂溶着に使用されるレーザー
(5). レーザー樹脂溶着の特徴とメリット

2. 樹脂材料の光学特性

(1). 樹脂の分類
(2). 樹脂材料の透過特性
(3). 樹脂材料の光学特性で重要なこと

3. レーザー透過溶着法 ~レーザー樹脂溶着の基本~

(1). レーザー透過色素と吸収色素
a. eBINDR LTWR/LAWR 製品ラインナップ
(2). レーザー透過色素
a. 黒色にする優位性
b. レーザー透過色素に求められる性能
c. 既存色素の問題点
d. レーザー透過色素の光学特性
e. eBINDR LTWRの特徴
(3). レーザー吸収色素
a. 吸収色素の役割
b. カーボンブラック(CB)とeBINDR LAWRの比較
c. レーザー溶着時の最適温度範囲
d. 吸収側材料設計のポイントレーザー光吸収の制御
e. 吸光度と溶融プールの形状

4. 吸光度制御法(ACWR)

(1). ACWRの原理
(2). ACWRの特徴
(3). ACWRの基礎
(4). ACWRのメリット
(5). ACWRの課題(留意点)と解決ソリューション

5. レーザー吸収法

(1). 白色材料のレーザー溶着
(2). 有彩色のレーザー溶着
(3). パステルカラーのレーザー溶着

6. レーザー樹脂溶着に適したレーザーとは

(1). レーザーとは?
(2). 各種レーザーの比較
(3). 半導体レーザーのメリット
(4). 浜松ホトニクスの樹脂用着用レーザー製品ラインナップ

7. レーザー樹脂溶着時の加工点温度モニタリング

(1). 温度測定の意義
(2). 温度測定方法
(3). 温度モニタリングの適用例
(4). 温度モニタリングデータからわかること

8. レーザー樹脂溶着におけるパラメータ

(1). レーザーパワー
(2). スポット径
(3). 走査速度

9. 溶着の失敗例とその対処法

10. 質疑・応答

■受講料

1名:47,250円     同時複数申込の場合1名:42,000円 

■会場

日本テクノセンター研修室
住所: 東京都新宿区西新宿二丁目7-1 小田急第一生命ビル 22階
– JR「新宿駅」西口から徒歩10分
– 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
– 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
電話番号 : 03-5322-5888
FAX : 03-5322-5666

■申込先

〒163-0722
東京都新宿区西新宿2-7-1小田急第一生命ビル22階
(株)日本テクノセンター
TEL:03-5322-5888
FAX:03-5322-5666

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